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よしこの乗馬日記 7



                        
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71鞍目 7月26日(金)8:008:30 Adam’s Choice /K

  わーい、初めての外乗。朝のカトマンズ市内を30分ほど馬でお散歩。とても気持ちよかった。

最初は、雨のあとで使いものにならない馬場で仕方なく乗ろうと馬の用意をしてもらっていたら、そこへちょうど、KとグルームボーイのNが外の散歩からもどってきたところだった。なんともすがすがしい顔をしたKは,「外へ行く?」と馬上から私に聞いた。
「え、行っていいいの?」と私。すると、彼はにこにこして、「もちろんだよ」

 通勤時間帯のバスやテンプ(乗合三輪自動車)の走る大通りに出た。少しドキドキする。Kは、私の馬を道路の内側に歩かせ、その横を並んで歩く。彼の馬は、スゥイフトレディ。交通の邪魔にならないかと心配したが、
ゆうゆうと歩く。道路をパカパカひずめの音を立てて歩くのは、新鮮。

 信号を渡ってから、裏通りへ。カトマンズにこんな素敵な通りがあったのかとびっくりするほど、落ち着いたところ。車もほとんど来ない。「さあ、トロットで行こう」
いいのかな、道路で走っちゃって、という私の不安をよみとったのか、「だいじょうぶ。できるよ」

Kのあとについて、イブの腹を蹴ると、すぐトロットが出た。きもちいい。Kは、走りながら時々私の方を振り返ってみて、ちゃんとついてきているか確かめた。道行く人が注目。これ、宣伝になるね。うしろにロゴ入りの乗馬クラブTシャツ作って着るようにしようよ、と話しながら歩いたり、走ったり。

 のぼり坂では、体を前に倒すこと。くだり坂では、うしろに反る。茂った木の枝がたれている下を通るときは、kは、体を競馬の騎手のようにかがめた。ちらっとわたしの方を振り向いて、私が真似をしているか見ているみたい。すごく楽しそう。くだり坂で砂の多い道にさしかかったら、すべると危ないからとウオークに切り替える。それからまたトロット。ゆるやかな起伏のあるカトマンズの裏道を自在に走る。それから、大通りに出た。馬も変化を楽しんでいるみたい。

 明日も早く来たら外の散歩にいこうよ。そうだね、7時に来れる? と言われた。よしやるぞ。クラブに戻ってからは、泥化した馬場には入らないでしばらく庭を歩きまわった。サリーを着た女性に連れられた小さな女の子が来たので、私は降りて馬を提供。その後、Eさんが来て、Kは引き続き彼女の子供のレッスン。二度の外乗りと二人の子供レッスン。疲れたんじゃないかな。


72鞍目  バンベルグ(ドイツ) 16:00-16:30  Ravella  

       


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