ぴ〜きゃん開催趣旨

「ピースキャンプ in Nepal」 ご案内


9.11以来、世界中の人にとって「平和」が切実なものになりました。
日本も世界の「有事」に飲みこまれそうです。
しかし、危機感を持つだけでなく、私たちひとりひとりの思いを
どう伝えていくかが問われています。

昨年よりインターネットを通じて意見や思いを分かち合ってきた人々が、
実際に出会って、さまざまな行動を起こしています。
ウォーク、キャンペーン、勉強会、展覧会、出版、広報… 
世界はすぐに変わらないかもしれませんが、小さな波は立てられる。
「私たちは、微力ですが、無力ではありません。」

この夏は、ピースキャンプが全国各地で行われることになりました。
どんな形で、誰が企画してもいい。
集まれる人が、集まれるときに、出会い、語りあいます。
年齢も性別も経験も超えて。
そして、遠くにいても「参加」できるように、
これらのイベントは、リアルタイムで「インターネット中継」され、
互いにつながろう、という計画です。

ネパールでも
2002年8月23日〜29日「ピースキャンプ」を行うことにしました。
ご興味のある方は、お問い合わせください。
樋口容視子が主催します。
お手伝いしてくださるかた歓迎。

ネパールは、世界最貧国のひとつであり、
被援助国としてのイメージが多分定着しているでしょう。
しかし、ここには、すばらしい自然があり、すぐれた人がいます。
ネパールの人々がいま何を考えているか、何をめざしているのか、
彼らの本音と建前はどこにあるのか、国をどうしたいのか、
さらに、世界をどうみているのか、この機会に、
対等の立場で話しあいができたらと願っています。

以下は、ピースキャンプ発案者で、
ネパールキャンプにも参加する予定の兵庫県のTAKA君が、
5月はじめにアフガンから帰ってきて、寄せてくれたメッセージです。

  *

「アフガンで見た空は、それはもうとても綺麗でした。
月が大きくて、とても綺麗で、力強く、逞しく、
そして優しく輝いていた。
日本の都市では見えない、数多くの星に囲まれて、
北斗七星にさそり座に、見なれた星が堂々と輝いていた。

でも、日本の都市でも目を凝らせば、じっくりゆっくり空を見つめれば、
見えない星が見えるようになってくる。
星は見えないのではなく、僕等が見る余裕を持っていないだけ。
見たい、と思う人間には、多くの星は答えてくれる。
まるで、人の心を空が語っているようでした。

確実にこの空はつながっている。星は同じ光を僕達に与えてくれている。
今日もこの空の下で、手を握り合った子ども達が生きている。
今日もこの空の下で、希望を持てず苦しんでいる人がいる。
どちらが幸福でも、不幸でもない。」   

 TAKA






ネバーエンディング・ピース&ラブ

ぴ〜すりぼん坊やのTシャツできました。







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